いつもと違う場所へ行くと見えてくるもの
先日、研修のため東京の霞が関へ行ってきました。
普段は栃木県内で活動しているため、移動のほとんどは車です。目的地の近くまで車で行き、用事を済ませて帰るという生活に慣れている私にとって、東京での電車移動はなかなか新鮮な体験でした。
まず感じたのは、人との距離感の違いです。
駅のホーム、電車の車内、街中の歩道など、どこへ行ってもたくさんの人がいます。栃木県では人とすれ違うこと自体が少ない場所もありますが、東京では移動中ずっと誰かが近くにいます。
最初は少し落ち着かない気持ちもありましたが、それが東京ではごく普通のことなのだと感じました。同じ日本でも、地域によって「当たり前」が違うというのは面白いものです。

また、電車移動は思っていた以上に体力を使いました。
車での移動ではあまり意識しませんが、駅まで歩き、乗り換えで歩き、目的地までまた歩く。気が付くとかなりの距離を移動しています。
「都会で働く人は毎日これを続けているのか」と思うと、その体力にも驚かされました。
さらに感心したのは、電車の中で立っている人たちです。
私は揺れるたびに少し身構えてしまいましたが、多くの人はスマートフォンを操作したり、本を読んだりしながら自然に立っています。つり革を持たずにバランスを取っている人もいて、日々の積み重ねとはすごいものだなと感じました。

そんなことを考えながら移動していたのですが、実は今回の出張では少し焦る出来事もありました。
地下鉄の乗り換えで荻窪方面へ向かう予定だったのですが、気が付くと反対方向の電車に乗っていました。
途中で違和感を覚えて確認したところ、見事に逆方向です。
慌てて引き返し、今度は正しい電車へ乗車。無事に目的の駅へ到着したと思ったら、今度は出口を間違えてしまいました。
東京の地下鉄は出口の数が多く、目的地へ向かうはずが反対方向へ出てしまったのです。
結果として、会場へ向かう頃にはかなり慌ただしい状況になり、暑さも相まって汗だくになってしまいました。

普段は人に道案内をしたり、利用者の皆さんの外出をサポートしたりする立場ですが、自分自身も慣れない環境では戸惑うことがあります。
しかし、今回の経験を通して改めて感じたことがあります。
それは、「初めてのことは誰でも緊張するし、失敗することもある」ということです。
乗り換えを間違えたことで次回は気を付けるポイントが分かりましたし、出口を間違えたことで駅構内の案内表示を今まで以上によく見るようになりました。
失敗したこと自体よりも、その経験から何を学ぶかが大切なのだと思います。
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サポステを利用される方の中には、
「一人で電車に乗るのが不安」
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県北サポステでは、そうした不安を抱える方に向けて、スタッフが付き添いながら電車やバスなどの公共交通機関を利用する練習を行う『乗り物体験支援』も実施しています。

私自身、今回の東京出張で改めて実感しましたが、実際にやってみることで初めて分かることがあります。そして、少しの成功体験が次の自信につながります。
新しいことに挑戦すると、うまくいくこともあれば失敗することもあります。
それでも、一歩外へ出てみることで見える景色や発見は確かにあります。
もし外出や公共交通機関の利用に不安がある方は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。
皆さんの「やってみよう」を、県北サポステがお手伝いします。

